このような疑問にお答えします。
この記事は
「VLOGをやってみたい!でも何から買ったらいいかわからない」
「VLOGに使う機材ってどんなものがあるの?」
「VLOGってどれくらいお金かかるの?」
というような疑問を持っている方にむけて書いています。
結論
過去の記事でどんな種類のVlogがあるのか知ることができます。
VLOGはじめる予算はどれくらい?
まず先に気になる予算の話です。何かを始めるには必ずお金がかかりますよね。
VLOGに必要なものは以下のようなものです。
- 映像を撮影できるカメラ
- 映像のクオリティを上げる周辺機器
- 動画を編集するもの
VLOGを制作するためには、映像を撮影するカメラが必要であり、またそれを編集するための機材も必要です。
多くの方が持っているスマートフォンは、手軽に動画の撮影ができ、アプリを使用して動画編集も可能です。このため、0円でVLOGを始めることができます。
ただし、より高いクオリティの映像を撮影するには、他にも機材が必要となるでしょう。スマートフォン以外の専用のカメラを購入する場合、最低でも10万円以上の費用がかかり、さらに編集を行うためにはパソコンも必要です。そのため、総額で30万円程度の予算が必要になるかもしれません。
この記事では、一般的なVlogを制作する際にどのような機材を使用しているか解説していきます。ここから各自がどこに予算をかけるかを考え、機材を選ぶ参考にしてみてください。
VLOGのためのカメラ選び
動画を撮影するために持ってなくてはいけないカメラを紹介していきます。VLOGは動画なのでビデオ撮影に特化したカメラを選ぶことがポイントになります。
iPhone
iPhoneでのVlog撮影は定番となっています。高画質に撮影できるのにすでに皆さんが持っているので低コストで始められます。数年前までは手振れを抑えるためにつけるジンバルが必要でしたが、手振れ補正の性能が上がって手持ちでほとんどブレが無くなっています。
編集と投稿も同じデバイスでできるのでこれ1台で完結です。
まずは持っているスマホから始めてみては??
https://www.apple.com/jp/iphone/
デジタル一眼カメラ
Youtuberや映画業界でも使用者が多いデジタル一眼カメラ。スマホに比べてセンサーが大きいのでボケ感が出て美しい映像が撮影できます。レンズは交換式でお金がかかるのがデメリット。あっという間に30-50万円は超えてしまいます。カメラだけで予算オーバーになる方も…
相変わらずSONYのミラーレスが人気です。AF性能が圧倒的に優れていて有名Youtuberも多数愛用しています。本気でやるならSONYのカメラは有力候補ですね。
自撮りする場合は広角レンズの購入がおすすめですが、10万を超える価格帯になるのでレンズのラインナップを絞って検討してください。
高級コンパクトデジタルカメラ
高級コンパクトデジタルカメラ(高級コンデジ)はセンサーが大きいのにコンパクトで邪魔にならないというメリットがあります。高性能と携帯性のバランスが良く、スマートフォンとデジタル一眼カメラの中間に位置します。ミニマリストなYoutuberがポケットに忍ばせて撮影しているイメージです。
10万前後で買えるのも魅力的です。
メインでも使えますし、サブで1台持っているとものすごく便利なカメラです。
バリアングルモニター(背面モニターが前に向く)が付いていた方がVlogは撮影にピッタリ
高級コンデジの記事を書きましたので詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
アクションカメラ
アクションカメラはポケットに入れられるほど小型で耐水で価格が安い魅力的なカメラ。スポーツなどのアクティブなシーンでとても活躍できるカメラです。
アクションカメラの代表製品GoProの性能はどんどん進化しています。特に手振れ補正や水平維持機能は街歩きやアウトドアなどの動くシーンでも活躍してくれます。
センサーサイズがスマホと同じで小さく、屋内などの暗い場所では画質が悪いのがデメリットです。天気の良い日の屋外などの日光が十分にある場所でしようするとものすごく綺麗に撮影できます。
360度カメラ
筆者KINPATSUも初期の頃に使っている360度カメラ。名前の通り360度方向を全てを撮影してくれるので、後から編集で好きな部分だけ残したり、全ての映像を視聴者に見せることもできます。
ほぼ魚眼レンズ搭載で超広角の画角は独特で、このカメラでしか表現できない映像が撮れます。人とは違う映像を求めてる方はおすすめです。
編集工程が増えるので面倒なのがデメリット。でも編集で方向を変えられるので取れ高があるのはメリット。
編集をどのようにするのかをinsta360 Studioの編集方法という記事にしたので検討している方は読んでみてください。
シネマカメラ
BlackMagic Design社のPocket Cinema Cameraはその名の通りシネマカメラをポケットに収まるサイズで製品を作っています。映像クリエイターがBMPCC4K / 6Kと言っているのはこれのことです。
Black Magic RAW(BRAW)という映像フォーマットで録画が可能で撮影時の設定が間違っていても光や色情報を豊富な状態で記録されているので復元が可能。BRAWはソフトウェアで行うデモザイク処理をカメラ内で行うため、同じ会社が出している映像編集ソフトDavinci Resolveを使うとPCスペックが低くても軽く編集できるのも魅力です。
筆者KINPATSUもBMPCC4Kを愛用していました。高画質な独自フォーマットのBlack Magic RAWのサクサク編集できる感じと、どうやってもシネマルックになる映像は本当に惚れ惚れします。
良いデータで記録できる反面、容量が莫大に使うのでPCの環境や記録するメディアに注意が必要です。
Drone
ドローンは飛行場所に気をつければ免許不要で操縦可能な空撮カメラです。最近ではDJIがMavic Miniという199gの国内での重力をクリアしたドローンを発売してさらに気軽にドローンを飛ばすことができるようになりました。ゴーグルをつけて操縦するFPVドローンも流行ってきています。
上位モデルになると衝突を避けれらたり、電波やバッテリーの問題で墜落することは少なくなります。
VLOGカメラについては以上です。
VLOGのためのマイク
VLOGをする上で会話や現地の自然音などを映像とともに伝えることも大事なことです。カメラにはマイクが内蔵されていますので必須ではないですが、周辺が賑やかだと声が聞こえなかったりするのでよりいい音で記録したい方はここにお金を投資してください。Vlogをやってる方のほとんどが半年後に「マイクどうしよう」って必ず言い出します。
マイク使ったらめちゃくちゃクオリティ上がります。
iPhone用直付けマイク
マイクブランドでは知らない人はいないShureのMV88。
これはめちゃくちゃおすすめです!高音質で録音できるのはもちろん、専用アプリで指向性を変えられるので周辺の音を取り入れるのか声だけ録音できる状態にするのか調整できます。プロミュージシャンも多数愛用されています。
充電端子が塞がれるので電池がないときに不便ですが、音質はプロクオリティ。
アクセサリーシューマウント型
一眼レフなどのフラッシュなどを取り付ける上の部分(アクセサリーシュー)に取り付けるタイプのマイクです。
自撮りして話しているシーンで内蔵マイクの性能上、周囲の音を拾いすぎてしまいます。Vlogをやっている方のほとんどが一眼レフにマイクを外付けで使っています。
Rodeという会社が有名で価格も1万〜4万円と様々ですが高性能なマイクが揃っています。
僕は以前Vitopalからマイクを提供していただき、今も使ってますが安いのにとても性能が良くてお気に入りマイクです。
Vitopal VM-i1のレビュー記事がございます。
安いのに素晴らしいので迷ったらぜひ!
ワイヤレス型マイク
カメラの位置から離れて撮影する場合に指向性が高いマイクでも声を録音することが難しい環境があります。そんなときにワイヤレス型をつかうと、話している人は大きな声を出すことなく話し続けることができます。インタビュー映像などでも活躍してくれます。
RODE Wireless Goはかなり評判がよく、僕も欲しいマイクです。
ワイヤレスなので値段が高いのがネックです。
ハンディレコーダー
コストを抑えつついろんな環境下で録音したい方はハンディーレコーダーがおすすめ。映像編集のソフトウェアによっては映像で入ってる音声と別撮り音声でタイミングをマッチさせる機能があるので、データは別でも簡単に編集できます。ZOOMのH1nはコスパ最強です。
編集ソフトに便利機能があるけれど、音声データとして別に保管されているのでデータは大きくなりがちです。
卓上型マイク
USB接続やオーディオインターフェイスが必要な場合がありますが、家でチュートリアルやレビューなどをする際は本格的なマイクがおすすめ。Blue Yeti NanoはUSB型で僕も手に入れました。(音がめちゃくちゃ最高)
ガチ勢はShureのSM7Bがおすすめ。(オーディオインターフェイス必須)
ゲームのライブ配信をやる方ほとんどが持っています。今後Podcastが流行りそうなので要チェック!
VLOG撮影を楽にするグリップ
カメラを持って撮影する場合に安定性や、長時間の撮影を助けてくれるのが専用グリップです。
VLOGは自撮りするときに広角レンズを使うのをオススメしますが、レンズが変えられないものだとグリップで距離をかせいで広く撮れるようにします。数千円で買えるものがあるので一つは持っておきましょう。
ハンディタイプ
携帯性が高いハンディタイプ。折りたためばグリップで開くとミニ3脚になります。これを一個は持っておくとなにかと便利。僕はカメラ以外にマイクスタンドにも使えるのでもう一つくらい買おうと思っています。
数百円の激安で買えるのもありますが、3脚が不安定だったり壊れやすいのもあります。
ゴリラポッド
ハンディと似てますが、こちらは足が特別な仕様です。足をグニャグニャと曲げて柱に固定したり角度を変えたりとできます。曲げられるのに安定性は抜群と素晴らしいクオリティなのでYoutuberにも人気です。
割とかさばるので鞄は大きめのを持っていた方が良いかも
スマートフォン用ジンバル
スマートフォンを持ちやすくして電子制御のスタビライザー機能で手振れを最小限に抑えることができます。
ただ、縦の振動には弱いので歩くときにはジンバル歩き(歌舞伎役者のような歩き方)をすると映画のような映像が撮影できます。
専用のアプリを使うとハイパーラプスなどの特殊な撮影も可能になります。
一眼レフ用ジンバル
重量のあるカメラが乗せられる一眼レフ用のジンバルです。DJIがRONIN-Sを発売してから安価で買えるようになったので使ってる人が増えてきました。もっと安いのだとミラーレス用ですがMOZAのAircrossやZHIYUN Weebil Sなどがあります。
マウントする際にレンズによってバランスが取れなかったりバリアングル使えないなどデメリットもあります。
VLOG撮影用ライト
動画撮影で見落としがちな分野はライティング(照明)です。デジタル一眼カメラなどはセンサーによって暗所でも明るく撮影できますがノイズが出てしまう場合があります。自然光があればどのカメラでも最高の画質を出せますが屋内での撮影ではそうはいかないのが現実です。カメラに予算をあまり使えない方は照明にこだわりましょう。
コンパクト型
ライトはカメラにマウントさせたり、手で持ったりする事ができるものが使いやすいです。
Aputure AL-MCを持っているのですが、かなりの明るさを確保できるのでデスク上での撮影や、物撮りに重宝しています。
AL-M9はAL-MCに比べるとカラーライトのモードがないだけなので、単純に光量が欲しい方はAL-M9がおすすめです。Youtubeでも有名な写真家Peter McKinnonさんも愛用していたようです。
コンパクトでハイパワーなゆえ、それなりに高いです。
自立スタンド型
VLOGの撮影スタイルは色々とありますが、自宅で機材のレビューなどをしたりする方は正面から照らしてくれるライトがおすすめです。家の電気は明るいって思いがちですが、カメラからすると全然足りないです。
できれば家の照明を消して、専用のライトを強めに当てた方が素人感がなくなります。おすすめは色温度を変えられるフィルターが付いているものを選びましょう。下記のリンク先のライトは1万円以下でコスパが良いと言われている商品です。
場所を取るので狭い部屋の方や家族のいる方は覚悟が必要です。
僕がもし今後Youtubeの登録者1万人になることがあればAputure 120d Mark2を買いたいですね。
迷ったらカメラをレンタルしてみるのもアリ
過去には何台ものカメラを買い替えてきました。その理由は、自分の撮影スタイルに合わなかったり、使い方が難しかったということが続いたからです。カメラを使ってみることでメリットとデメリットが明確になりますよね。購入して失敗した場合、相当な金額が無駄になってしまいます。
そんな時には、カメラをレンタルすることがおすすめです。このようなサービスを提供している中でも、特に有名で素敵なサービスがGooPassです。GooPassは月額制のカメラレンタルサービスで、カメラだけでなくレンズやドローンなども借りられるため、様々な映像を撮影することができるでしょう。
GooPassを詳しく紹介した記事を書きましたのでご覧ください。
まずはVLOG機材を揃えよう
VLOGを始めるにあたりいろんな準備が必要になっていきます。最初はiPhone1台から始めて徐々に機材を揃えていくのも良いと思います。
大事なのは、今自分が限られた環境でどう表現するのか考えて行動することです。そしていろんなVLOGを撮って自分スタイルを見つけましょう!
いろんなチャレンジをして失敗をして楽しみながらVLOGを作っていきましょう!
それではまた!
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