【プロへのステップアップ】動画のLog撮影とは?メリットデメリットを紹介

悩んでいる人
Logってなんのことですか?

このような疑問にお答えします。

この記事は

「Log撮影ってどんなものだろう」
「Log撮影をするか悩んでいる」
「Vlogをカッコよくしたい」

という方に向けて書いています。

 

結論

映画のようなかっこいい雰囲気の映像にするならLogモードで撮影しましょう。Log撮影することで白飛び黒潰れしにくい映像を収録できて編集時に美しい仕上がりにすることが可能になります。
もしLog撮影できないカメラを持っているのであればサブスクでカメラをレンタルできるGooPassで本格的なカメラを借りるのがいいですよ!

Logについて詳しく知りたい方はこの記事を参考にしてください。

では詳しく解説します。

本記事の内容

  • Log撮影について
  • Log撮影後の処理
  • Log撮影がおすすめの人
目次

Log撮影とは

Log撮影とは

Log(ログ)は対数という意味のLogarithmから頭文字の3文字の略語です。Log自体が何かと言いますと、中間の階調を減らして黒つぶれや白飛びといった領域に階調を増やす事で多くの情報を残すというものです。この撮影をすることで後で色や明るさを補正したときに調整する領域が細かくなり、より絶妙な補正ができるようになります。
通常モードの撮って出しと言われる素材ではカメラメーカーが決めた色合いになってしまい、いわゆるフツーのテレビみたいな映像になります。

各メーカーごとに名称がありCanonはC-log、SONYはS-log、PanasonicはV-logという呼び方になります。

ピクチャープロファイルという設定でモードを切り替えることができますがカメラ自体が対応しているものとそうでないものが’あるので購入の際に確認が必要になります。

映画とか海外のYoutuberの作った動画ってカッコよくないですか?
以下の動画は世界中の動画クリエーターが影響されたSam Kolderの伝説の作品です。

撮って出しの映像素材では補正の自由度が全くない状態なのでその映像を無理やり調整してしまうと自然な映像ではなくなってしまうのです。

「かっこいい動画を作るならLogで撮影!」これが動画クリエーターの基本となっています。

しかしLogで撮影すると薄くボヤけた映像になっていてそのまま使うことができないのです。
このボヤけた映像を編集するためにプロフェッショナル向けの動画編集ソフトが必要となり、それなりの予算やスキルが必要になってきます。

Logを通常の映像にするための編集工程をカラーコレクションカラーグレーディングと呼びます。

ではLog撮影についてもう少し掘り下げていきましょう。

Log撮影のメリットとデメリット

Log撮影、つまりログ形式でのビデオ撮影には、いくつかのメリットとデメリットがあります。この撮影方式は特に映像制作のプロフェッショナルや熱心な愛好家の間で人気があります。以下にその理由を説明します。

メリット

  1. 高いダイナミックレンジ: Log撮影は、明るい部分と暗い部分の間の詳細をより多く捉えることができます。これにより、撮影後の編集でより多くの柔軟性が得られます。
  2. 色調整の自由度: Logフォーマットは色のグレーディングにおいて大きな柔軟性を提供します。これにより、制作者は映像の見た目を大きく変えることができます。
  3. プロレベルの映像品質: Log撮影は、よりプロフェッショナルな結果をもたらすことが多く、映像制作の質を高めます。
  4. ポストプロダクションの可能性: 色調整や露出の調整など、ポストプロダクションでの制御が大きく向上します。

デメリット

  1. ポストプロダクションが必須: Log撮影は、生の映像素材が非常にフラットで洗練されていないため、ポストプロダクションでの作業が必須です。
  2. ファイルサイズが大きい: 高いダイナミックレンジを維持するため、Logファイルは通常、サイズが大きくなります。これはストレージの問題を引き起こす可能性があります。
  3. 技術的な知識が必要: Log撮影とポストプロダクションの作業は、特定の技術的な知識とスキルを要求します。
  4. 機器の要求が高い: すべてのカメラがLog撮影をサポートしているわけではなく、高品質のLog映像を得るためには、より高価な機器が必要になる場合があります。
  5. 編集時間の増加: Logファイルの編集は時間がかかることが多く、プロジェクトのタイムラインに影響を与える可能性があります。

Log撮影は、映像の品質を最大限に引き出し、ポストプロダクションでの創造的な自由度を高める優れた手法です。しかし、これには技術的な知識、適切な機器、そして追加の編集時間が必要です。あなたのプロジェクトのニーズやリソースに応じて、この撮影方式を選択するかどうかを検討してください。

Log撮影後の補正処理

Logで撮影されたボヤけた映像を補正する作業を動画編集の工程に組み込んでいく必要があります。どんな編集ソフトで補正をしていくか見ていきましょう。

代表的な編集ソフトウェア

代表的なソフトウェアでBlackMagic DesignのDavinci Resolve(ダヴィンチリゾルブ)というものがあります。このDavinci Resolveはハリウッドでも使われているソフトウェアなんです。それなのに無料でほとんどの機能を使うことができるという最高のソフトウェアです。他にもAppleのFinal Cut Pro X(ファイナルカットプロテン)Adobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)もLogのカラー補正が可能です。

カラーグレーディングをするならおすすめはDavinci Resolveですが使いやすいソフトを使うのがいいと思います。できることはほとんど同じレベルで仕上げられます。

スマートフォンやタブレットでの編集ではLuma Fusion(ルマフュージョン)というアプリケーションが有名ですが、それ以外は今のところ無いのでこのアプリ一択となります。

カラーコレクションとカラーグレーディングの違い

カラーコレクションとカラーグレーディングの違い

よくある疑問がカラーコレクションカラーグレーディングの意味の違いについてです。

■カラーコレクション

露出やホワイトバランスやコントラストを正しいものに調整すること。目で見たものに色味を近づけるのはこの工程です。

■カラーグレーディング

色を好みの色味に変換する工程。雰囲気を色で表現します。テレビと映画の色の違いはこの工程で左右されます。

 

実は映画のジャンルによってカラーグレーディングの色のルールが決まっているんです。

有名な例は

  • ホラーは暗い青色
  • ロマンスは赤や黄色の暖色
  • SFは青や緑

こうした映画の色味のことを専門用語でLook(ルック)といいます。

有名な映画のLookを一覧で見ることができるサイトFILMGRAB(フィルムグラブ)というのがあるのでよければアクセスしてみてください。このサイトはプロを目指している人にはお手本としてずっと使っていくものになるかなと思います。とにかく勉強になるしめちゃくちゃ面白いです。

 

 

 

では素人でもLog撮影をしてどのようにLookを作れるのか必要な環境などを次で紹介します。

Log映像を補正する必要環境

Log映像を補正する必要環境

 

Logで撮影された映像を補正するための環境をまとめます。

デバイス

PCまたはMac。

Luma Fusionを使う場合はスマートフォンやタブレットでもOK。

ソフトウェア

Davinci Resolve (Win/Mac)

Final Cut Pro X (Macのみ)

Premiere Pro (Win/Mac)

Luma Fusion(スマートフォン/タブレット)

Log補正環境の追加であったらいいもの

Log素材を補正するには正確な色を表現できるモニターやツールが必要です。皆さんが使っているスマホやPCはできるだけ正確に色を出していますがキャリブレーションを1台1台やっていなかったりするので他の人の同じデバイスと色が異なっていることもあります。

しっかりとしたツールを使って正しく美しい色にするためのツールを紹介します。

別な記事で動画編集におすすめなモニターを紹介しています。ここで紹介しているモニターを使えば正確な色補正ができるのでモニターを探している人はチェックしてください。

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Benq SW270C

モニターって色の出力がかなり大事なんです。みなさんが使っているパソコンのディスプレイの色はそのメーカー独自の色補正がかかっているもしくは全ての色が正しく出力されていない可能性があります。色を正確に整えるためのディスプレイはかなり高いですが、プロレベルの補正が可能。とはいえ買えないほどものすごく高くないのが魅力です。
国産のEIZOというメーカーもありますがとちらは少し高いのでBenqさんの価格帯は非常にありがたいですね。

カラーグレーディングで差をつけたい方はこちら。

X-rite エックスライト ディスプレイキャリブレーションツール

今度は編集環境の光源により影響を解決する機材です。こちらはディスプレイ自体の設定を計測して調整できる機材です。編集環境が蛍光灯や白熱灯など光の色も様々なのでディスプレイが正しい色を出していたとしても、人の目はそれを正確に判断できなくなってしまいます。上のディスプレイと合わせてプロの現場で使われています。

MacやPCのディスプレイの調整にも使えるので、モニターが買えない方にもおすすめです。

Log撮影をするべき人

Vlogの種類はたくさんありますが、映画のような表現をしたい方はLog撮影することで仕上がりが全然変わってきます。

「編集だけでも大変なのに」と思う方も多いでしょう。本当に時間のかかる大変な作業だなって思います。


Log撮影するべき人

  • 映像のクオリティを上げたい方
  • 映画のようなカッコいい色味を出したい
  • Vlogひとつひとつを作品として作りたい

一つでも当てはまる方はLog撮影しましょう。面倒だなって思っている人が多い中で映像にこだわって差をつけましょう。Log撮影からのカラーグレーディング編集は慣れたら楽しいですし自分の作品への思い入れもより強くなります。

以下のような書籍でカラーグレーディングの基本を学ぶと将来仕事にもできるスキルが身に付きます。毎月数万円もするスクールに通うよりも圧倒的に安価な投資ですよね。あとは何事も数をこなすことが大事で、基礎を以下の本で読みながら学んで実験をしてみるとどんどんスキルアップします。

まとめ

Log撮影はカラーグレーディングにおいて重要なモードとなっています。ぜひLog撮影をして、カラーコレクションとカラーグレーディングのテクニックを習得してみてください。

カラーグレーディングは数をこなしていくと様々な映像を補正できるので経験値もかなり獲得できます。僕はMacでカラグレして書き出してiPhoneやTVに映して色を確認して変だったらまたやり直したりしています。

まずは何事もチャレンジですね。

それではまた。

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