Vlogづくりや動画制作に慣れてくると、「映像をもっとカッコよく仕上げたい!」と思いますよね。撮って出し(カメラの初期設定のまま)の映像でももちろん綺麗ですが、映画のような“雰囲気”や“奥行き感”を出すには少し物足りないことも。そんなときこそ活用したいのが「Log撮影」です。
この記事では、Log撮影の基本からメリット・デメリット、そして、Log撮影を楽しむためのポイントを初心者にもわかりやすく解説します。
「興味はあるけど難しそう…」
「うちのカメラじゃLog撮影できないかも…」
とお悩みの方にも役立つ情報が満載です!
Log撮影とは? ─ “フラットな映像”で自由自在な色表現

撮影前の疑問
- 「Logってそもそも何の略?」
- 「よく“フラットな映像になる”って聞くけどどういう意味?」
Log撮影とは、カメラが記録する映像の色味や明るさをあえて“フラット”にして、後で色補正・色付け(カラーグレーディング)しやすくする手法です。「Log」は英語の“Logarithm(対数)”の略で、通常よりも明部や暗部に多くの情報を残すために、中間の明るさを圧縮して記録します。
例えば、晴天の海辺を撮影するとしましょう。普通の撮って出し映像だと空が真っ白に飛んでしまったり、逆光下の人の顔が真っ暗になったりすることがあります。でも、Log撮影でフラットに記録しておけば、明るすぎる部分や暗すぎる部分も含めてしっかりデータを持っておけるんです。
その分、撮って出しの状態は「白っぽい」「色が薄い」映像に見えますが、編集で色味を自在に操れるのが最大の魅力といえます。
Log撮影のメリット・デメリット
ここからは、Log撮影がどんなメリットやデメリットをもたらすのか、もう少し掘り下げてみましょう。
メリット
1. ダイナミックレンジが広い
明るい部分と暗い部分、それぞれの情報をより多く記録してくれるので、空の白飛びや影の黒つぶれが起きにくくなります。旅行のVlogで眩しいビーチを撮るときや、夜景や夕暮れのシーンなど、コントラストが激しい状況で大きく威力を発揮。
2. 編集で色合いを自由に変えられる
フラットな映像を後からカラーグレーディングすることで、自分の世界観に合わせた色味を作れます。「映画風」「海外っぽいオシャレ感」「ホラー系」「ファンタジー系」など、表現の幅が一気に拡大します。
3. プロっぽい映像に近づける
映画やCMの現場でもLog撮影は当たり前。質感や雰囲気が“ワンランク上”に仕上げられます。視聴者に「この人、動画づくり慣れてるな…!」と感じてもらえる可能性大。
デメリット
1. ポストプロダクション(編集)が必須
カメラから出てきた映像だけだと白っぽく、ボヤけた印象のため、そのままYouTube等にアップすると「なんだこれ?」になりかねません。編集ソフトでのカラー補正が不可欠です。
2. 作業時間とスキルが必要
撮った映像を補正して仕上げるには、ある程度の知識と手間を要します。撮って出しよりも時間がかかるのは覚悟しておきましょう。
3. カメラ・機材が限られる
すべてのカメラがLog撮影に対応しているわけではありません。古いカメラやエントリーモデルでは使えない場合があるので、購入やレンタル時に要チェックです。
4. ファイルサイズが大きめになることも
画質重視やハイビットレートでLog収録をすると、データが膨大に。ストレージの確保やPCの処理性能にも気を配る必要があります。
Log撮影を始めるには? ─ ナニワレンタルで手軽にレンタルもアリ!
まずはカメラ選び
Log撮影を始めるには、Logに対応したカメラが必要です。
各メーカーごとに呼び方が違い、代表的な例は以下のとおり:
- Canon:C-Log
- SONY:S-Log
- Panasonic:V-Log
「自分のカメラ、Log撮影できないみたい…」という方もご安心を。カメラのサブスクサービス**「GooPass」**なら、プロ向けのカメラを月額料金でレンタルできるんです。
ナニワレンタルで探してみるメリット
- カメラ購入前のお試しがしやすい
- 必要な月だけ契約できるのでコスパ◎
- 「急に撮影が入った」というときにも対応OK
ログ撮影をバリバリ活用したいけれど、まだ買うのはハードルが高い…と感じる方にはぜひおすすめの手段です。
Log撮影後の仕上げテクニック ─ 「カラーコレクション」と「カラーグレーディング」
撮影後の2ステップ
Log撮影で得られる映像はフラットで色味が地味に見えがち。ここから2つの工程を経て、理想の映像に仕上げます。
- カラーコレクション(Color Correction)
- 露出やホワイトバランス、コントラストなどを“正しい”状態に調整
- 実際の風景や人肌の色に近づけたり、見やすいコントラストに整えたりする段階
- カラーグレーディング(Color Grading)
- カラーコレクションで整えた映像を“作品の色味”に変えていく工程
- 青っぽくしてクールな印象を出す、夕焼け色を強調してドラマチックに、など“雰囲気づくり”に欠かせないステップ
カラーグレーディングのヒント
- ホラー:青みがかった暗い色調
- ロマンティック:暖色系を強め、ふんわりと優しい雰囲気
- SF:青や緑をベースに、少しメタリックな印象
このように、ジャンルごとの“定番色”をうまく取り入れるだけで映像の印象はガラリと変わります。世界中の映像制作者に影響を与えたSam Kolderの動画も、Log撮影とカラーグレーディングが駆使されています。
以下の動画をご覧ください。
編集ソフトと環境 ─ 初心者におすすめは?

代表的な編集ソフト
DaVinci Resolve
- 無料版でほぼすべての機能が使える
- ハリウッド映画でも使用されるカラーグレーディングの超定番
Adobe Premiere Pro
- クリエイターに人気。サブスク形式で常に最新バージョンを使える
- 他のAdobe製品との連携も便利
Final Cut Pro X(Mac限定)
- Macユーザーなら直感的に使いやすい
- 動作が軽く、Macとの相性が良い
Luma Fusion(スマホ・タブレット向け)
- iPhoneやiPadで本格的な編集が可能
- 外出先でもサクッとLog映像をカラー補正したい人におすすめ
カラーグレーディングを楽しむための環境
色再現性の高いモニター
- パソコンによっては色が不正確だったり、やたらと鮮やかに映る場合がある
- 正しい色を見ながら作業したいなら、クリエイター向けモニターを検討
キャリブレーションツール
- 部屋の照明やモニターのクセを計測して、常に同じ色基準で作業できる
- ガチでプロ並みを目指すなら必須アイテム

Log撮影がおすすめの人
- 「映像のクオリティで差をつけたい」
- 撮って出しの映像で満足できなくなってきたら、Log撮影の出番。圧倒的に奥行きが出ます。
- 「映画のような色合いをVlogに取り入れたい」
- 旅行シーンや夕焼け、夜景などをドラマチックに演出したいときにピッタリ。
- 「動画編集のスキルアップを目指したい」
- カラーコレクション・カラーグレーディングは映像制作の花形スキル。使いこなせれば仕事の幅も広がるはず。
まとめ ─ Log撮影でVlogが“作品”になる
Log撮影は、一言でいえば「後から色補正しやすい撮影方式」。その分、編集に手間はかかりますが、映像表現の幅が圧倒的に広がるのが最大のポイントです。映画や海外YouTuberのようなオシャレでカッコいい映像に近づきたいなら、ぜひ一度試してみてください。
「でも私のカメラ、Log撮影できない…」という方は、カメラレンタルサービス「ナニワレンタル」で気軽にレンタルするのも手。必要な期間だけ借りて、じっくりLog撮影を試してみると、きっと新しい映像世界が開けるはずです。
Log撮影とカラーグレーディングに慣れてくれば、夜景や夕景、室内や逆光シーンでも「諦めてた景色」が美しく蘇る感動を味わえます。少しずつ練習して、あなただけの映像表現をぜひ見つけてみてくださいね。
それでは、楽しいVlog&映像ライフを!また次の記事でお会いしましょう。
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