[talk set=”Vlog初心者さん” pos=”left” color=”blue”] 夜Vlogを撮影するときに電球がチカチカ光ってて怖い雰囲気の映像になってしまうのをなんとかしたいな… [/talk]
こんな問題を解決できます。
本記事では以下のことが学べます
- フリッカー現象について
- フリッカー現象を防ぐ設定
- フリッカー現象を防ぐ設定ができない場合の解決方法
最初に結論をお伝えします。
シャッタースピードを動画フレームレートに対して2倍の数字で設定します。
東日本は1/100以下で西日本は1/120以下にしてください。
理由を解説していきます。
フリッカー現象について
フリッカー現象とは蛍光灯やブラウン管テレビで起こる点滅やちらつきのことです。
こうした光源のものは人間の目では確認しにくい速さで点滅をしていて、カメラを使った際に点滅して見える現象が起こります。
「幻想的な映像にしたかったのにホラー映像みたいになってしまった」
なんてことを経験された人もいるでしょう。
最近のテレビやLED照明では起こりにくくなっているようですが全てではないので対処する必要があります。
ではどうやって防ぐのか解説します。
フリッカー現象を防ぐ設定
フリッカー現象を防ぐにはシャッタースピードを一定に設定する必要があります。
前提として人間の目と同じようにブレ感を出すためにもシャッタースピードをフレームレートの2倍の数字に設定するのが常識です。
日本では電気の周波数が東日本50Hzと西日本60Hzと違うため、東は1/100以下で西が1/120以下という設定にしてください。
旅行に行く際の知識としても覚えておくと役にたちますよ。
映像の一般的なフレームレートとシャッタースピードで計算すると…
24fpsは1/48か1/50(カメラによって1/48が設定できない場合もある)
30fpsは1/60
60fps東が1/100で西が1/120
このような設定を必ずして撮影すると失敗しません。
これで明るい場所で撮影をするとめちゃくちゃ明るくなってしまいます。
そこでカメラのレンズにNDフィルターが必要になってくるのでよければ別な記事でNDフィルターの情報もご覧ください。
カメラによって設定できない場合はどうしたらいいか次の項目で解説します。
フリッカー現象を防ぐ設定ができない場合の解決方法
設定ができないカメラや、設定し忘れていて再撮影できないなんてこともあるでしょう。
そんなときはソフトウェアで解決できます。
Black Magic DesignのDavinci ResolveではResolveFXというエフェクトを使えばフリッカーを低減できます。
他にもプラグインで無料のものもあるそうなので、使ってるソフトウェアで確認してみてください。
正しい設定で素敵な映像を撮りましょう
今回は映像撮影で厄介なフリッカー現象について紹介しました。
僕も最初はなぜだろうと思い調べた経験があったので記事にしました。
引き続きVlog制作を楽しんでください。
それではまた!
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