失敗しない選択:BMPCC 4K用レンズの究極ガイド

悩んでいる人
シネマカメラのBMPCC4Kを買います。おすすめのレンズはありますか?予算が少ないので失敗したくないです。

このようなご質問にお答えします。

 

この記事ではBMPCC4Kの

「レンズ選びで迷っている」
「レンズ選びを失敗したくない」
「次に買うレンズを探している」

という人に向けて書いています。

 

結論

BMPCC4Kはマイクロフォーサーズマウント。レンズはたくさんあるけど25mm単焦点と標準ズームの合計2本でOKです。予算が少ない方はプロも愛用する標準ズームPanasonic Lumix G X VARIO 12-35mm f2.8を買いましょう!最低限必要な画角をカバーしていて手ぶれ補正も優秀です。

他のレンズのおすすめをこの記事で紹介します!

 

記事の信頼性

この記事を書いている僕はVLOGを制作しています。
今回紹介するBlack Magic DesignのPocket Cinema Cameraを使用していまして、このカメラの特徴を知り尽くした上でおすすめのレンズを紹介しています。
この記事に書いているレンズを使うことでシネマカメラを楽しみながらVLOGを撮影できるようになります。

細かく解説していきます。

 

本記事の内容

  • BMPCC4Kとは
  • BMPCC4K用の必須レンズ
  • BMPCC4K用の余裕が有れば欲しいレンズ
目次

BMPCC4Kとは

BlackMagic Pocket Cinema Cameraの商品画像

BMPCC4KはBlack Magic Design社のシネマカメラ、「Pocket Cinema Camera 4K」の略称です。名前が長いため、頭文字をとってBMPCC4Kと表記され、また「ポケシネ」とも呼ばれます。ポケットサイズとは異なりますが、映画制作で使用されるシネマカメラのスペックを一眼レフサイズで実現した夢のようなカメラです。外装はカーボン素材でできており、見た目よりも軽量です。

価格も20万円以下で入手でき、その価格に見合わないほどの高品質な映像を撮影できるのは非常に素晴らしいことです。

さらに、カメラリグを取り付けることで、本体に様々な周辺機器を接続し、ガチシネマカメラのような仕様にすることも可能です。

大まかなスペック

・マイクロフォーサーズマウント
・最大4K/60fps
・13ストップダイナミックレンジ
・BlackMagicRAWまたはProRes収録

 

筆者の僕もBMPCC4Kを愛用しています。

ちなみにKINPATSUのYoutubeチャンネル(現在休止中)でも使用しています。
BMPCC4Kを買ってから映像のクオリティとコスパの良さにとても満足していて、カメラに対する物欲がなくなりました。買い換えるとしたらBMPCC6Kか6KProかなというくらいですね。

とにかくBlackMagic RAWが処理が軽く編集しやすくて最高すぎます。とても素晴らしいカメラです。

以下はBMPCC4KとレンズがVoigtlander NOKTON 25mm F0.95で撮影した映像なので参考としてご覧ください。

 

13ストップのダイナミックレンジや独自のRAWメディアBlackMagic RAWでの撮影ができて映画のような映像をスペックの低いコンピュータでも編集することが可能です。

設定の注意点

BMPCC4Kは設定を1080pで撮影した時にクロップ(画角が狭くなる)されてしまうので設定時に確認してください。

現在購入を検討されている方は、別な記事でBMPCC4Kのデメリットについて紹介した記事をぜひ読んでみてください。

[card url=”https://vlog-life-people.com/bmpcc4k-details/”]

ではここからBMPCC4Kのオススメレンズを紹介していきます。

BMPCC4K必須レンズのおすすめを紹介

BMPCC4K対応のレンズはマイクロフォーサーズマウントです。

カメラ業界ではレンズ沼という言葉がありますが、マイクロフォーサーズは比較的レンズのラインナップが少ないので「散財」は避けられそうです。
ただ、SONYやCANONなどのフルサイズやAPS-C機が人気なのでマイクロフォーサーズレンズについての情報が少ないのがデメリットです。

絶対に買った方がいい画角のレンズは

  • 25mm(フルサイズ換算50mm)の単焦点
  • 12-35mmの標準ズーム

フルサイズ換算50mmは写真や映像の画角の基本と言われています。

単焦点レンズはしっかりとフレームに何を入れて何を入れないのかを考えて自分の足で距離を掴む感覚を身につけるためにも1本は持っているべきです。

映像にバリエーションを持たせる標準ズームはやはりさまざまな環境に使えるので単焦点のカバーができます。

具体的におすすめレンズを次で紹介します。

BMPCC4Kのおすすめ25mm単焦点レンズ

まずは基本画角となる35mm換算50mmの単焦点レンズを1本買いましょう。
マイクロフォーサーズでは25mmが焦点距離が倍となる50mmです。

Panasonic Leica DG SUMMILUX 25mm F1.4

PanasonicのLeicaレンズシリーズでF1.4と明るいレンズです。
AFが付いているのでBMPCC4Kのボタンでフォーカスを合わせることができます。

このレンズはLeicaクオリティなのに新品でも気軽に買える価格帯なのが嬉しい。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

OLYMPUSのM.ZUIKOもPanasonicと並んで代表的なレンズ。こちらはF1.2とPanasonicの単焦点レンズよりも明るく、模写力とボケ感を追求したレンズです。

お値段は一気に上がりますが評判はかなりいい。

Voigtlander NOKTON 25mm F0.95 Type II

Voightlander NOKTON 25mmは僕が愛用するレンズです。
オールドレンズのようなピン甘な写りとF0.95というめちゃくちゃ明るくてボケ感が素晴らしい映像が撮影できます。
マニュアルフォーカスなので最初は戸惑いますが、フォーカス合わせるのがめちゃくちゃ楽しくなってきますし、プロの動画クリエイターはマニュアルフォーカスで撮影しているのでいい訓練になりますよ。

Voightlanderはかなり明るいレンズなので夜間の屋外撮影でもBMPCC4KのデュアルISOと相まってノイズの少ない美しい絵が撮れます。

言葉は悪いですが「借金してでも買った方が良いレンズ」です。

単焦点レンズは解像感が高くものすごくいい絵が撮れます!絶対に1本は買いましょう。

BMPCC4Kのおすすめ標準ズームレンズ

ズームレンズは広角と50mmよりも望遠がカバーできるのを持っておくとものすごく便利です。35mm換算で24-70mmというのが王道のズーム領域となっています。
ズームレンズは安いものだと暗くなりがちなので、F値は通しでF2.8以下のものを選びたいところ。

Panasonic LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II

フルサイズ換算で24-70mmをカバーする標準ズーム。25mmレンズよりも広角で撮ったり、望遠で撮ったりと表現の幅が広がります。しかもF2.8通しで明るくいい塩梅にボケるレンズです。

レンズ内手ぶれ補正が付いていて手振れ補正の無いBMPCC4Kには大変ありがたい仕様のレンズです。

僕は7割の撮影をこちらでしています。買ってよかったレンズなので自信を持ってオススメします。
後で調べたところ海外のクリエイターもみんなメインで使ってるレンズでした。

以下は僕がこのレンズで撮影した作例です。

プロのクリエイターも愛用していて信頼性が高い素晴らしいレンズです。
標準ズームはこれがあれば絶対に大丈夫。

余裕が有れば欲しいレンズ

僕がもし次に買うのであれば検討したいレンズです。

ほとんど50mmと前後のズーム領域が有れば十分なんですけど、映像にバリエーションを持たせたいとなるとさらに追加で欲しくなってきます。
以下は使用や所持をしていませんが他のレビューを見て評判が良いものだけに厳選しています。

LAOWA 17mm F1.8

フルサイズ換算の35mmくらいの広角レンズはiPhoneなどのカメラと同じ画角なので使い慣れてるかなと思います。
25mmよりもう少し広くしっかりと撮影したい時におすすめです。
めちゃくちゃ軽いので旅行にも良さそうですね。

気軽に買える値段です。

LAOWA 7.5mm F2

超広角レンズの画角になるので若干の歪みが出てしまいます。
しかし大きなビルなどがある場所での撮影では超広角ならではの迫力のある映像が撮れます。家の中でペットの撮影すると現実とはちょっと違った視点になるので作品のアクセントとしても活用できること間違いないです。また狭い家でのYoutube撮影でも大活躍するレンズとなります。

僕が3本目に買うならコレですかね。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4

フルサイズ換算24-200mmでF4という超万能画角のレンズ。
手ぶれ補正も強力で愛用するユーザーが多いレンズです。
これ1本でOKという感じのレンズです。が、値段が半端なく高いので僕は買いませんでした。

200mmのズーム欲しい…

予算があったら欲しいおすすめレンズは以上です。

おまけで便利なケース紹介 WANDRD CCED-BK-1

僕が使ってる便利な持ち歩き用のカメラケースを紹介します。

カバンに入れるためのカメラキューブなんですがBMPCC4K本体とレンズ2本、NDフィルターを安全に保護しながらバッグに入れられる商品です。おしゃれで丈夫な生地なのでBMPCC4K買って何に入れて持ち運ぼうか迷っている人はこれを買ったら満足できるはずです。中の仕切りが自由に動かせるので機材が変わってもアレンジできるようになっています。

BMPCC4Kのレンズどれ買いますか?

BMPCC4Kのおすすめレンズを紹介しました。

とりあえず明るい25mm単焦点は基本の画角なので必須です。
でも1本しか予算的に買えないのであればPanasonic Lumix G X VARIO 12-35mm f2.8を買いましょう。

このおすすめレンズは他のマイクロフォーサーズのカメラを持っている方にも役に立つ情報なので良ければ参考にしてください。

このブログVLOG LIFE PEOPLEではVLOGのはじめ方の記事を初心者さんへ書いていますのでこれから映像の勉強や知識を得たい方は他の記事もお時間あるときにご覧ください。頑張って記事を書きます!

それではまた!

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