Blackmagic Designが誇るBMPCC4K(Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K)は、コンパクトなボディながらシネマカメラとして高い評価を得ている大人気機種です。
この記事では、BMPCC4Kの性能をフルに活かすために欠かせない「おすすめのレンズ」を厳選して紹介します。マイクロフォーサーズ(MFT)マウントをベースに、シネマ撮影に定評のある単焦点レンズやズームレンズ、アダプター運用で使えるレンズなど多彩なラインナップをピックアップ。初心者からプロまで、あなたの映像表現をワンランク上に引き上げる最適な1本を見つけましょう。
BMPCC4Kの特徴とレンズ選びのポイント
BMPCC4Kとは?

BMPCC4KはBlackmagic Designが開発したポケットシネマカメラシリーズの一つ。
- マイクロフォーサーズマウントを採用
- 4K60fps(最大75fps)撮影に対応
- RAW・ProResでの高ビット深度撮影が可能
- DaVinci Resolveとの相性が抜群
このようにシネマ撮影に特化したスペックを備えており、低予算でも“映画のような画づくり”を楽しめるのが魅力です。
レンズ選びのポイント
1. 画角や焦点距離
MFT(マイクロフォーサーズ)はフルサイズ換算で約2倍となります。
例)25mmのレンズを装着すると、フルサイズの50mm相当の画角になる。
2. 明るさ(F値)
• シネマ撮影では、浅い被写界深度でボケを活かすことも多いです。
• F1.8やF1.4など、明るいレンズほど室内や夜間など暗い環境でも有利。
3. 手ブレ補正
• BMPCC4K本体にはセンサーシフト式の手ブレ補正がありません。
• 手持ち撮影が多い場合は、手ブレ補正付きズームレンズや三脚・ジンバルの活用がおすすめ。
4. フォーカスリングの操作性
• シネマカメラはマニュアルフォーカスでピントを合わせるシーンが多いです。
• フォーカスリングのトルクや回転角が大きいレンズは、ピント送りがしやすく映像表現の幅が広がります。
BMPCC4Kにおすすめのズームレンズ
Panasonic LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH.【とりあえずこれ】

おすすめポイント
- 広角12mm(フルサイズ換算24mm)から標準35mm(同70mm)までカバー
- 開放F2.8通しで安定した明るさ
- 光学式の手ブレ補正を搭載しており、BMPCC4Kでの手持ち撮影をサポート
スナップ撮影や取材風Vlogなど、機動力重視の撮影スタイルを求める人に最適
Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

おすすめポイント
- プロユースを意識した堅牢な作りと防塵・防滴設計
- 開放F2.8通しで明るく、ズーム全域でシャープな描写
- フォーカスリングの操作感もスムーズ
屋外撮影が多く、タフな環境でも安心して使えるズームレンズを探している方
Panasonic LUMIX G X VARIO 35-100mm F2.8 II POWER O.I.S.

おすすめポイント
- フルサイズ換算70-200mm相当の望遠域をカバー
- イベント撮影やインタビューなど被写体と距離がある状況で活躍
- こちらも光学式手ブレ補正搭載
• 望遠での人物撮影やスポーツ撮影など、被写体との距離があるシーンを重視する人
BMPCC4Kにおすすめの単焦点レンズ
Panasonic Leica DG Summilux 25mm F1.4 II ASPH.

おすすめポイント
- フルサイズ換算50mm、最も標準的な画角
- 最大F1.4の大口径で美しいボケを楽しめる
- Leicaブランドの描写力とコントラストの高さが魅力
まずは1本、“人間の視野に近い画角”で幅広いシーンに対応したい人
Olympus M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.2 PRO

おすすめポイント
- フルサイズ換算34mmで、ほどよい広角感が特徴
- 高い解像力とF1.2の明るさで、ポートレートにも夜景撮影にも強い
少し広めの画角で、Vlogやストリートスナップを軽快に撮りたいユーザー
Sigma 16mm F1.4 DC DN Contemporary
おすすめポイント
- フルサイズ換算32mmで、F1.4の明るさを誇る高コスパレンズ
- Sigma特有の高解像かつシャープな写り
- 比較的リーズナブルな価格で手に入れやすい
コスパ重視で、画質も妥協したくない人におすすめ
※購入の際はマウントがマイクロフォーサーズになっているかご確認ください
シネマライクな描写を実現!シネレンズの注目モデル
BMPCC4Kはシネマカメラなので、シネレンズを合わせるとより映像制作の幅が広がります。
シネレンズはマニュアルフォーカスが前提で、ピントリングや絞りリングの操作感にこだわった作りが特徴。焦点距離のラインナップが豊富なMeikeやDZOFILM、Viltroxなどが人気です。
Meike Cine Lensシリーズ(MFTマウント)

おすすめポイント
- 12mm/16mm/25mm/35mm/50mm/85mmなど、焦点距離ごとに展開
- フォーカスギア・絞りギアを搭載し、フォローフォーカス機器と組み合わせやすい
- 比較的手ごろな価格帯で本格的なシネマ撮影が可能
本格的なシネマルックを目指したいが、高額なレンズはまだ手が届かないというユーザー
Sirui Anamorphicレンズ(MFTマウント)

おすすめポイント
- 1.33x〜1.6x程度のアナモフィック比率を採用
- いわゆる“シネマスコープ”なワイドアスペクト比の映像を実現
- レンズフレアの演出や独特のボケ形状が人気
映画のような横長シネマ画角や印象的なフレア表現を狙いたい人
アダプター活用でレンズ選択肢を増やす方法
スピードブースター(レデューサー)を使う
- 代表的なのがMetabones Speed Boosterシリーズ。
- EFマウントレンズや他社マウントレンズをMFTへ装着し、焦点距離の短縮・F値向上を期待できる。
- フルサイズ用の人気レンズ(例:SIGMA 18-35mm F1.8)を使って明るい映像を得られる。
単純マウントアダプター
- 電子接点なしの完全マニュアル運用になるが、オールドレンズを楽しむ人にはぴったり。
- ヴィンテージ感のある映像や独特の色乗りを求める人にもおすすめ。
レンズ選びの際に押さえておきたい4つのコツ
- 1. 焦点距離を複数そろえておく
-
• 広角・標準・望遠など、それぞれ撮れる画がまったく違う。
• 将来どんな映像を撮りたいかイメージしながら選択しよう。
- 2. テスト撮影やレンタルを活用
-
• レンズは高額な投資になることも多いので、実際に使ってみるのが一番。
• レンタルサービスやカメラショップで試写してみるのも賢い方法。
- 3. 手ブレ対策は必須
-
• BMPCC4Kはボディ内手ブレ補正がないため、O.I.S.搭載レンズやジンバル、三脚、手持ちリグなどを併用すると安定した映像が得られる。
- 4. シネマ用途を見据えるなら絞りリング・フォーカスリングを重視
-
• スチルレンズだとフォーカスリングが軽かったり、回転角が小さい場合がある。
• シネレンズや映画用の改造レンズなどを検討すると表現の幅が広がる。
まとめ:最高のレンズでBMPCC4Kを使いこなそう
BMPCC4Kを使ってハイクオリティな映像を撮影したいなら、カメラ本体だけでなく「どのレンズを組み合わせるか」が非常に重要です。
- ズームレンズを使えば、フレキシブルに画角を変えられてドキュメンタリーやVlog撮影に最適。
- 単焦点レンズを使えば、明るいF値と高い解像力で一味違うシネマ表現が可能。
- シネレンズやアダプター運用にチャレンジすれば、さらに奥深い映像の世界が広がります。
撮りたいジャンルや表現手法、そして予算や使用シーンに合わせて最適なレンズを選び、BMPCC4Kのポテンシャルを最大限に引き出してみてください。
あなたが理想とする映像を撮るための一助となれば幸いです。ぜひ、お気に入りのレンズを手に、唯一無二の映像制作を楽しんでくださいね!
コメント